この記事でわかること
- 特定技能「介護」の採用にかかる費用の全体像(紹介手数料・登録支援費・ビザ費用)
- 費用が「安い」「高い」だけでは判断できない理由
- FUJI CAREの月額3段階プラン(透明な料金開示)
- 費用を抑えられる場合がある「技能実習修了者の特定技能切り替え」活用法
0.はじめに
千葉県内の介護施設から、こんなご質問をよくいただきます。
「特定技能の外国人材を採用したいが、全部でいくらかかるの?」
ご正直な疑問です。
特定技能の採用費用は、紹介手数料・登録支援委託費・ビザ申請費など複数の項目に分かれており、登録支援機関によって費用体系や含まれるサービスが異なります。
「月額〇万円」という数字だけを見ても、何が含まれていて何が含まれていないかが分からないと適切な判断ができません。
この記事では、特定技能「介護」の採用費用の内訳と、費用の考え方を千葉県の介護施設向けに解説します。
1.介護施設が費用・負担面で感じる不安
当社が2024年10月に実施した介護施設向けアンケート調査(N=1,143)では、外国人介護人材の受け入れを検討した際の課題として、
「人的負担が大きい」(17.9%)、「金銭的負担が大きい」(9.9%) と答えた施設がありました。

**出典**:介護施設向けアンケート調査(当社実施・2024年10月・N=1,143 / 複数回答) 調査対象:介護・福祉業界にお勤めの方
「金銭的負担」や「人的負担」への不安は、費用の全体像が分からないことから生まれやすいものです。
まず費用を「見える化」することが、判断の第一歩です。
これらを施設単独で対応しようとすると、専任担当者の確保が必要になります。
人員が限られる介護現場では、登録支援機関への委託が現実的な選択です。
2.特定技能採用の費用 全体像
特定技能外国人の採用費用は大きく3つに分かれます。

| 費用項目 | 内容 | 費用の目安 |
| ① 紹介手数料(初期費用) | 採用成立時に発生する一時費用 | 30〜60万円程度(業界相場) |
| ② 登録支援委託費(月額) | 義務的支援の代行費用 | 25,000〜45,000円/月(1名あたり) |
| ③ ビザ・在留資格申請費 | 在留資格認定・更新等の申請代行 | 数万円(申請ごと) |
年間コストのイメージ(1名受け入れの場合)
| 年次 | 主な費用 | 目安 |
| 1年目(初年度) | 紹介手数料+12ヶ月分の登録支援費 | 70〜110万円程度 |
| 2〜5年目 | 月額登録支援費のみ(在留更新時に申請費発生) | 30〜55万円/年程度 |
特定技能は最大5年間(1号)就労が可能です。
5年間のトータルコストは1名あたり180〜300万円程度が業界相場の目安ですが、登録支援機関によってサービス内容と料金が大きく異なります。
※上記はあくまで目安です。FUJI CAREの実際の費用は下記の料金プランセクションをご確認ください。
3.費用の内訳を詳しく解説
① 紹介手数料(採用時の一時費用)
特定技能外国人の紹介(有料職業紹介事業)に対して発生する一時費用です。
採用が成立した段階で支払います。
費用の目安: 30〜60万円程度(業界相場)
紹介手数料の水準は、候補者の日本語力・介護経験・即戦力度によっても変わります。
また、「技能実習修了者の特定技能切り替え」の場合は、紹介手数料が発生しないケースがあります(詳細は後述)。
FUJI CAREの紹介手数料は、採用ルート・候補者条件・切り替え支援の有無によって変わります。
初回相談時に、月額支援費と分けて確認してください。
② 登録支援委託費(月額・継続的に発生)
登録支援機関に義務的支援10項目の代行を委託する際の月額費用です。
この費用は、外国人材が在籍している限り継続して発生します。
何が含まれるかを必ず確認してください。
「月額〇万円」と書かれていても、含まれるサービスの範囲が登録支援機関によって異なります。
含まれていることを確認すべき主な支援内容:
- 事前ガイダンス・入国時の空港送迎
- 住居確保・生活契約(銀行口座・スマートフォン等)の支援
- 市区町村窓口・入国管理局への同行
- 日本語学習の機会提供
- 相談・苦情対応窓口の設置
- 定期面談の実施
費用の目安: 25,000〜45,000円/月(1名あたり・サービス内容による)
③ ビザ・在留資格申請費
在留資格認定証明書の申請、在留資格変更(技能実習→特定技能など)、在留更新の際に申請代行費が発生します。
費用の目安: 数万円(申請ごと)
技能実習修了者の特定技能切り替えの場合、在留資格変更申請費が必要になります。
入国管理局への書類準備を代行する登録支援機関を選ぶことで、施設側の手続き負担を軽減できる場合があります。
4.「安い登録支援機関」を選ぶリスク
月額費用が低い登録支援機関が「悪い」わけではありません。
しかし、安さの背景に「サービスの削減」がある場合は注意が必要です。
当社調査(n=598)では、外国人介護人材の業務・雇用における課題として「日本語の語学力が不足している(記録・申し送り・コミュニケーションなど)」が54.8%で最多でした。
「職場ルールの理解・順守が不十分」(36.6%)、「介護技術への理解力が不足している」(23.6%)と続きます。

**出典**:介護施設向けアンケート調査(当社実施・2024年10月・n=598 / 複数回答)
こうした業務・雇用課題は、適切な登録支援がなければ放置されやすくなります。
語学力不足が申し送りの不備につながり、職場ルールの問題が現場トラブルに発展する——このサイクルを防ぐ支援に費用が使われているかどうかが、登録支援機関を選ぶ重要な基準です。
5.早期離職時のコストは登録支援費の比ではない
外国人材が早期離職した場合に発生するコスト(目安):
- 再採用の紹介手数料:30〜60万円の再発生
- ビザ申請費:数万円の再発生
- 新しい外国人材が就業できるまでの現場負担増
- 採用実績への影響(次の採用への説明コスト)
月額数千円の差を選ぶために支援が手薄になり、定着率が下がることの方が、トータルコストとしては高くつくケースがあります。
6.費用を抑えられる場合がある方法
技能実習修了者の特定技能切り替え
特定技能外国人の採用ルートには2つあります。
| ルート | 費用感 | 就業開始まで |
| 海外(現地)から招聘 | 紹介手数料+ビザ申請費 | 入国まで6ヶ月〜1年以上 |
| 技能実習修了者の特定技能切り替え | 紹介手数料を抑えられる場合あり | 数ヶ月程度 |
技能実習修了者の切り替えが有利な点:
- 紹介手数料を抑えられる場合がある(すでに関係のある監理団体経由の場合)
- 即戦力:日本での介護業務経験3年がある
- 早期に就業開始:海外からの招聘と比べてリードタイムが短い
- 言語・文化への適応済み:生活立ち上げ支援のコストも削減できる
ただし、このルートを円滑に進めるには、技能実習時の情報を踏まえて特定技能への切り替えを支援できる登録支援機関を選ぶことが重要です。
技能実習中の状況、本人の日本語力、介護現場での適性、在留資格変更のスケジュールをまとめて確認できる体制があるかを見てください。
7.FUJI CAREの月額プラン(透明な料金開示)
株式会社FUJI CAREは、千葉県松戸市を拠点に特定技能「介護」の人材紹介・登録支援を中心に提供しています。
料金は以下の3段階プランで、支援内容とのバランスを選べる設計にしています。
月額料金プラン(1名あたり)
| プラン | 月額 | 含まれる主なサービス |
| ベーシック | 25,000円 | 義務的支援10項目・銀行口座開設・実務者研修サポート・引越し手続き・マイナンバー申請・日本語支援 |
| スタンダード | 35,000円 | ベーシックの全内容+現地監査・病院付き添い |
| プレミアム | 45,000円 | スタンダードの全内容+認知症研修・入管情報共有 |
ベーシックプランでできること:義務的支援10項目の全代行に加え、銀行口座開設・市役所手続き・マイナンバー申請・日用品の買い物まで担当者が実際に同行します。日本語支援も含まれており、施設側の担当者負担を減らしやすくします。
スタンダードプランの位置づけ:月2回以上の定期面談・病院付き添い・現地監査が加わります。「入職後の日常課題を早めに解消したい」「トラブルが起きる前に対処したい」という施設に向いたプランです。
プレミアムプランのポイント:認知症ケアに関する現場研修・入管情報の定期共有が加わります。認知症対応の介護現場や、制度改正への対応を重視する施設に適しています。
※紹介手数料(初期費用)は、採用ルート・候補者条件・切り替え支援の有無によって変わります。月額支援費とは分けて、初回相談時にご確認ください。

特定技能切り替えに対応
FUJI CAREでは、技能実習修了者の特定技能への在留資格変更についても相談できます。
技能実習中の状況、本人の意向、施設側の受け入れ体制、在留資格変更のスケジュールを整理しながら、「早めに即戦力が欲しい」「紹介手数料を抑えたい」という施設側の要望に合わせて検討します。
対応エリア
千葉県内および関東圏の施設は、所在地・訪問支援の必要性・緊急時対応の範囲によって対応可否が変わります。訪問支援が必要な場合は、施設所在地を伝えたうえで対応可否を確認してください。
特定技能と技能実習、どちらが費用的に有利か
費用だけで比較すると一概には言えませんが、以下の視点で検討してみてください。
| 視点 | 特定技能(FUJI CARE) | 技能実習(FUJI Human Care) |
| 初期費用 | 紹介手数料+登録支援費 | 入国前費用(選考・渡航等)が大きい |
| 月額費用 | 25,000〜45,000円程度 | 30,000〜50,000円程度(業界相場) |
| 雇用期間 | 最大5年(転職可能) | 最大3年(転職不可) |
| 即戦力性 | 試験合格者または技能実習修了等により要件を満たす人材 | 入国後に現場で習熟 |
| 採用スピード | 技能実習修了者の切り替えなら速い | 入国まで約9〜12ヶ月かかる |
| 向いている施設 | 早期即戦力が必要・都市部・柔軟な雇用 | 長期継続雇用・郊外や地方の施設 |
費用と雇用条件のどちらを優先するかによって、最適な選択肢が変わります。
迷った場合は記事③「特定技能 vs 技能実習 介護施設はどちら?」の診断チェックリストもご活用ください。
8.よくある質問
特定技能の採用は、技能実習よりコストが低いですか?
初期費用(入国前費用)は特定技能の方が低くなる傾向があります。
ただし、月額費用や5年間のトータルコストは条件によって変わります。
「技能実習修了者の切り替え」を活用できる場合は、紹介手数料を抑えながら、国内での介護経験がある人材を採用できる可能性があります。
月額プランはいつから発生しますか?
外国人材の就労開始日から月額支援費が発生します。
入国前のビザ申請段階では発生しません。
途中でプランを変更できますか?
プラン変更についてはお問い合わせ時にご確認ください。
千葉県以外の施設でも対応できますか?
千葉県を中心とした関東圏が主な対応エリアです。
訪問支援が必要な場合はエリアによる制約があります。
まずはご相談ください。
インドネシア語以外の言語にも対応していますか?
主にインドネシア人材に特化しています。
他国籍の対応についてはお問い合わせください。
9.まとめ
費用の「見える化」が、安心した採用につながる
特定技能「介護」の採用費用は、紹介手数料・月額登録支援費・ビザ申請費の3つが主な内訳です。
初年度70〜110万円程度(業界相場目安)の費用は、採用スピード、即戦力性、定着支援の範囲と合わせて検討する必要があります。
「費用が分からない」という不安を解消するために、FUJI CAREでは月額プランを透明に開示しています。
紹介手数料・プラン詳細・技能実習修了者の切り替え費用については、お問い合わせ時に詳しくご説明します。
千葉県内で特定技能「介護」の採用をお考えの施設様、費用感や手順についてまず話を聞いてみたい施設様は、ぜひFUJI CAREへご相談ください。初回のご相談は無料です。
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参考情報
- 出入国在留管理庁「1号特定技能外国人支援・登録支援機関について」
- https://www.moj.go.jp/isa/policies/ssw/supportssw.html
- 出入国在留管理庁「在留資格『特定技能』」
- https://www.moj.go.jp/isa/applications/status/specifiedskilledworker.html
- 出入国在留管理庁「特定技能1号の各分野の仕事内容」
- https://www.moj.go.jp/isa/policies/ssw/10_00179.html
執筆・監修:株式会社FUJI CARE 千葉県松戸市を拠点に、特定技能「介護」分野の人材紹介・義務的支援を中心に提供。


